リンパ浮腫が治らないのはなぜか

答えは、診断不足・保存療法の不十分さ・手術中心の治療になっているためです。

 

「治療しているのに良くならない」方の相談が増えています

 

治療を続けているのに改善しない、

手術を受けたのに思ったほど良くならない、

そのような悩みを抱えている方は少なくありません。

 

リンパ浮腫が治らない場合、いくつかの理由があります。

 

 

■ 原因① 診断が十分でない

 

リンパ浮腫の状態は一人ひとり異なります。

 

リンパ管の機能や流れを正確に評価せずに治療を行うと、

適切でない方法を選んでしまうことがあります。

 

当院ではリンパ管エコーを用いて、

リンパ管の状態を評価したうえで治療方針を決定しています。

 

 

■ 原因② 保存療法が適切でない

 

圧迫療法やセルフケアは、

リンパ浮腫治療の基本です。

 

しかし、

・圧の設定が合っていない  

・装着方法が適切でない  

・継続が難しい  

 

といった理由で、十分な効果が得られていないことがあります。

当院を受診された患者さんの8割は、

保存療法の見直しで浮腫が改善しています。

 

 

■ 原因③ 手術だけに頼っている

 

LVA(リンパ管静脈吻合術)などの手術は有効な治療ですが、

それだけで完結するものではありません。

 

診断や保存療法が不十分なまま手術を行っても、

十分な改善が得られないことがあります。

 

 

■ 大切なのは治療の組み立てです

 

リンパ浮腫の治療では、

 

診断 → 保存療法 → 手術

 

という流れを適切に組み立てることが重要です。

 

どれか一つだけではなく、

全体を見て治療を行うことで、

より安定した改善が期待できます。

 

■ よくある質問

Q. リンパ浮腫は治りますか?

A. 完全に元の状態に戻すことが難しい場合もありますが、
適切な治療により症状の改善や進行の抑制は十分に可能です。

 

 

■ このような方はご相談ください

 

・リンパ浮腫がなかなか治らない  

・手術を受けたが改善しない  

・今の治療でよいのか不安がある